News | HiCROSS Cinematography

プロジェクタ

2016.07.26

今、訳あってプロジェクタについて調べています。

プロジェクタってカメラと似ていますよね？

というより、プロジェクタは似たような仕組みで、カメラと真逆のことをしています。

カメラはレンズを通して世界を捉え、映像や画像として記録しますが、
プロジェクタは記録された映像・画像をレンズを通して再び世界に映し出します。

歴史的に見ても、映画の最初、リュミエール兄弟の「シネマトグラフ」の時代から、カメラと映写機(projector)は切っても切れない関係があります。

https://ja.wikipedia.org/wiki/シネマトグラフ

カメラのデジタル化が進み、映画館でもフィルム映写機に変わりデジタルシネマ用のプロジェクタが普及しています。
昨今の3D映画の隆盛や、映画館でのライブの生放送などもデジタル化のなせる技ですよね。

さらに、プロジェクションマッピングの発展により、ただ映すだけじゃない、表現の可能性も広がっています。

一般財団法人プロジェクションマッピング協会
http://www.projection-mapping.jp/?page_id=948

複数のプロジェクタや、いろいろなレンズも駆使して、様々な場所に映像を映し出します。

（もちろんコンピューターや照明の技術も。）

ハイクロスは撮影がメインなのであまり触る機会がありませんが、
映し出してこその映像ですから、プロジェクタの世界もちゃんと知っておかないといけませんね。
何しろ近々実際に使う機会が……？(沼)
情操教育？

2016.07.25

ハイクロス設立の年に生まれたハイクロス営業部長のななみですが、
このところ人事異動が発令され、引き続き営業部長を兼任しながら、
カメラアシスタントとして現場に出る前の特訓を始めています（汗；）

子供の興味はつきないもの。
保育園帰りに機材室乱入という事態は良くあることではありますが、
海外ロケ目前で機材チェックに勤しむ辻を捕まえ、
レンズや新規導入のカメラのレクチャーを要望します。

辻もいつにも増して、入念に教えています。
けっこうマジ？？

不思議なもので、
いつもガチャガチャ、バタバタと飛び跳ねて遊んでいるななみ部長や
あきと係長ではありますが、機材を前にすると
緊張しているのか、fragileなものと理解しているのか、
動きが止まり、決して無駄な手出しをしなくなります。
これぞ、情操教育？？？

　

いつかロケ現場に同行する日がくるでしょうか・・・。
いや、やめてほしい！（李）
ケーブルの未来は？

2016.07.22

前回の続きです！

昨今の4Kの隆盛で、ケーブルも今まで通りではいられなくなってくるかもしれません。
4Kの映像をそのまま4Kの映像として見るには、4Kに対応したモニターが必要ですが、モニターなどに送るまでのケーブルも4Kに対応していなければなりません。

これまでに、HD映像のために3G-SDIという1秒間に約3Gbを1本の同軸ケーブルで伝送できる規格が広まっていますが、
4Kは単純にこれの4倍のデータ量なので、そのままでは送れません。

新たな規格として、1本で4Kを伝送できるように12G-SDIといった規格が作られたりしていますが、対応した機器はまだ多くはないようです。

全く新しい伝送方法も考案されています。
それはIP伝送(Video Over IP)と呼ばれるもので、なんと光ケーブルで伝送します。
すでに実用化に向けた動きが進んでおり、対応機器も開発発表されています。
果たしてSDIと同軸ケーブルも見なくなる日が来るのでしょうか！？

(沼)

参考URL
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/732055.html
https://www.sony.jp/products/Professional/c_c/nmi/

プロジェクタ

https://ja.wikipedia.org/wiki/シネマトグラフ

一般財団法人 プロジェクションマッピング協会 http://www.projection-mapping.jp/?page_id=948

情操教育？

ケーブルの未来は？

ニュース

一般財団法人プロジェクションマッピング協会
http://www.projection-mapping.jp/?page_id=948