北へ西へ、そして東京のど真ん中へ！

旅を続けるハイクロスです。

ということで√Music_Trunkの興奮も冷めやらないまま、

今度は登ってきました富士山！

ハイクロスでは2013年制作の連続ドラマ『かなたの子』や、

2014年制作のドキュメンタリー『愛しき男たちよ〜富士山は見ている〜』

などで富士山を舞台にした作品を何本も制作してきました。

その時、常にお世話になっていた人がいました。

それが御殿場口ルートに山小屋『わらじ館』を構える主人、

富士半蔵こと橋都彰夫さんです。

今回はこの方に再会するのも大きな目的でした。

わらじ館の前で懐かしい橋都さんに再会！お元気な姿を拝めました。

しかし、この日ここまで来るのは簡単ではありませんでした。

台風接近による豪雨、出発地点は大雨！

もう一つの本来の目的、４K映像での富士山撮影のため、

カメラを携え登ったのは良いですが・・・

アシスタント・勝沼くんのメガネも曇り、強風と冷気で息も絶え絶えに。

しかし、約３０００m地点で雨もあがり、日が差し込み、虹が！

勝沼くんもそこまでの苦難もわすれ、見とれていました。

豪雨、強風、雲、そして差し込む聖なる光・・・

その全てを4K映像に収めることに成功！

わらじ館で迎える朝日は別格でした！

これらの映像を、いずれなんらかの形で皆さんにお届けできるよう、

ハイクロスはまだまだ、世界中を駆けずりまわります！（T)

今月も、もうすぐ終わり…、ということはつまり！
ハイクロスが技術提供しているレギュラー番組、
『フランケンシュタインの誘惑（NHK BSプレミアム）』の放送日が近づいているということ。

毎月最終週の木曜日夜９時から放送している当番組、次回の放送は、
明日8月25日（木）、『切り裂きハンター　死のコレクション』です。

18世紀の外科医ジョン・ハンターが主人公。
人間の肉体の謎を解き明かしたいという一心で、
墓を暴いては遺体を掘り起こしたり、
違法な手段を使ってまでも人体を解剖し続けたという男。
異常なまでの執念で解剖につぐ解剖を続けた解剖マニアは、
結果、動脈バイパス手術を発明し臓器移植を考案。
近代医学発展のためにはなくてはならない存在だった彼の、
知られざる心の闇に迫ります！

それにしてもジョン・ハンターの肉体への探究心は、
異様なものものだったんですよね。。。。
探究心といえば、勝沼くん。
「フランケンシュタインの誘惑」には、海外ロケあり、
クロマキースタジオ収録あり、吉川晃司さんのナビゲーター収録、
そしてゲストの方々とのトーク収録と、
１話作る中にも様々な撮影現場をこなさねばなりません。
そこで使う機材の数も半端ではありません。
もうすぐ入社２ヶ月になる勝沼くんは、
都度導入される新機種機材の把握や、
各ロケに使用する機材の振り分けにてんてこ舞い。
そんな中でも自らの探究心がくすぐられるままに、
撮影機材に囲まれて、日々格闘しています。

勝沼くんの探究心が新たな発明を生む日もくるかもしれない？？

まずは、ジョン・ハンターの探究心、放送をお楽しみください。

和楽器奏者・吉井盛悟さんとのプロジェクト「√Music_Trunk」遂に始動しました！

√はroot(根)、Trunkは旅行カバン、そして幹の意味も持ちます。
音楽の根源を探す旅、みつけた根から新たな幹を作り出そうとする壮大な試み。
ジャンルにとらわれず、新たな表現を模索する吉井さんならではのプロジェクトです。

先週おこなった第1弾では、吉井さんに加え、箏奏者・山野安珠美さん、そして城西国際大学メディア学部の学生達とコラボレーション！
秋田県羽後市は西馬音内(にしもない)への旅。生きた伝統を伝える盆踊り。そしてその熱を受けたライブ。
これから根を張り、幹を育てていく学生達とともに感じて、作り上げました。

吉井さん、山野さん、そして城西国際大学の学生達とともに西馬音内への旅。
西馬音内の盆踊りは700年前から続くといわれており、彦三(ひこさ)頭巾や編笠で顔を隠し、藍染の浴衣や家々に伝わる端縫い衣装を纏い踊る独特の雰囲気を持つ盆踊りです。
吉井さんは実際に踊りの列に加わり、その根を全身で探求します。

吉井さんの旅の様子や西馬音内の盆踊り、西馬音内の景色は4Kカメラで収録。

旅の中で吉井さんが感じた空気を精細に記録しています。

帰京後はすぐにライブの準備です。
城西国際大学メディア学部で撮影、照明、音響などを学ぶ学生たちと１からステージを作っていきます。
旅を受けて書き下ろされた新曲もあり、曲が完成する過程も見ることができました。

決して大きいとは言えない会場での本気のパフォーマンス。
大太鼓の圧倒的迫力、箏の繊細な音色に潜む気迫。
西馬音内で収録した映像とのコラボレーション。
何とも贅沢な時間でした！

√Music_Trunkはこれからも続いていきます！
次はどこに旅して根を探し、どんな幹が生まれるのか。
今後の展開をお楽しみに ！(沼)