映画『掘る女』で心を掘られる体験★

映画『掘る女』で心を掘られる体験★

2022.08.23

シャカシャカ、シャッシャ。
シャカシャカ、シャッシャ。

カツカツ、ガリガリ。
カツカツ、ガリガリ。

そして…カツッ？？？

松本貴子監督の新作『掘る女〜縄文人の落とし物』を観てきました。
縄文遺跡の発掘にはまる人たちのドキュメンタリー。

シャベルやスコップ、いろんな道具で土を削る軽快な音、音、音。
土とじっくり向き合いながら、時に土に埋まったお宝と格闘しながら
まるで縄文人とダンスを踊っているような、掘る女たち★

きっと縄文を生きた人たちも、
いろんな音を立てながら黒曜石を掘っていたんだろうな〜。

これほどまでの熱量で自分たちの生きた形跡を探してくれて
縄文人もさぞや嬉しいだろうな、と思ってしまう。

しかも、誰に頼まれたわけでもなく、掘るみなさんは
夢中で掘る、掘る、掘る！

松本監督自身の縄文愛もまた、とてつもない熱量で込められた映画です！

実はこの映画、ハイクロス編集室から生み出された作品でもあるんです。
編集中のデスクには、松本さんコレクションの縄文土偶レプリカが並んでいました。
栗コーダーカルテットの音楽も、絶妙でした。

東京ではイメージフォーラムで上映しています。
ぜひ、足を運んでみてください。

予告編はこちら↓
『掘る女　〜縄文人の落とし物』予告編

映画『掘る女』で心を掘られる体験★

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