ケーブルの未来は？ | HiCROSS Cinematography

ケーブルの未来は？

2016.07.22

前回の続きです！

昨今の4Kの隆盛で、ケーブルも今まで通りではいられなくなってくるかもしれません。
4Kの映像をそのまま4Kの映像として見るには、4Kに対応したモニターが必要ですが、モニターなどに送るまでのケーブルも4Kに対応していなければなりません。

これまでに、HD映像のために3G-SDIという1秒間に約3Gbを1本の同軸ケーブルで伝送できる規格が広まっていますが、
4Kは単純にこれの4倍のデータ量なので、そのままでは送れません。

新たな規格として、1本で4Kを伝送できるように12G-SDIといった規格が作られたりしていますが、対応した機器はまだ多くはないようです。

全く新しい伝送方法も考案されています。
それはIP伝送(Video Over IP)と呼ばれるもので、なんと光ケーブルで伝送します。
すでに実用化に向けた動きが進んでおり、対応機器も開発発表されています。
果たしてSDIと同軸ケーブルも見なくなる日が来るのでしょうか！？

(沼)

参考URL
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/732055.html
https://www.sony.jp/products/Professional/c_c/nmi/

ニュース